はるの卵スイッチが本格的にONになって一週間くらいになる。
おとといついに、はるがカゴのすみにオシリをくっつけてウットリ♪してるところを目撃してしまった。早くも「床の底上げ作戦」(8/26)の効果がなくなってしまったのだ。
「はるの嫌いなおもちゃで邪魔作戦」再び。
こうなると放鳥時間には、今まであんなに夢中になっていたおやつには目もくれず巣の場所を探してカーテンに潜る。
どれだけキラキラモールを増やそうがカーテンを寄せて詰めようが全く意に介さずモールをかき分けて束ねたカーテンに潜り込んでいくのでもう効果はない。それどころかヤブに潜り込むようで嬉しいらしい。
応急処置として、スポットライトを当てた。これは効果有り。と思ったら照らしているのと反対側の小窓にとりついてガラス越しの夜の暗がりをのぞき込む。はる強し。
翌日、コメントで教えていただいたカーテン潜り対策を参考に、カーテンレールに透明ビニールクロスを貼り付け垂らしてみた(良案拝借大感謝〜^^v)
魅力的なすき間に足をかけても滑って止まれないので、時々体当たりをかましてギャギャギャッと怒っている。見えるのであきらめられないのか、何度も何度も行ったり来たりずっと飛びつづけて、ものすごい飛行量。はる恐るべし。上のすき間だけでも見えなくした方が良いだろうか。
今まで何かとはるの邪魔をして卵スイッチを切ることに貢献してくれていた娘のしいちゃんは、このごろお母さんと結構なかよし。同じ器からおやつを食べるし、歌をうたってごはんのねだりっこもしたりして、怪しい気配。そう、しいちゃんだってお年頃の女の子なのだ。その割には奥手だが。
はるは…、あろうことかしいを口説こうすることさえある。たまに聞いてると歌が女の子版プロポーズの歌になって思わせぶりに迫っていく。急いでストップを掛けないとオシリをあげそうな気配なので邪魔をする。また困るのは、しいがそれを真似ようとすることだ。きみはずっと奥手のままでいてちょーだい(>.<)
こんなに本能に突き動かされている彼女たちを見ているとそれを叶えてやれないのが辛くなってくる。卵くらい産ませてやれよと思う方もいるだろう。「1年2回5〜6コづつ」これだけですっきり満足してくれるならむしろ自然で良いことかもしれない。
でも不自然な生活環境しか与えられない飼い鳥には自然の発情サイクルを守るのはかなりムリ。暖かな部屋たっぷりごはん愛情たっぷり、では一年中繁殖シーズンだ。それで、実家に里子に出したはるの長女は卵材蓄積で亡くしてしまった。
卵抑止に真剣になり切れなかった結果と反省して、私は卵を止める。
寒い部屋ギリギリごはんキライなおもちゃ。これが私の愛情…ごめんよ〜(T^T)